宇都宮の呼吸器内科で知り合った社長も話していましたが、中小企業においてヒット商品を生むほど成長するために最も重要なのは、「経営者がどのような仕事をしているか」ということです。
経営者が行うべき仕事をしていなければ、例外なく廃れてしまうからです。
では、経営者が行うべき仕事とは何かということですが、それは以下のような物が挙げられます。
一つ目は、「数字を把握する」。
会社の業績がよいかどうかを判断するには、数字を把握していなくてはなりません。
二つ目は、「数字の精度を向上させる」。
決算書の会計処理が誤っていては、経営を改善するどころか悪化させるおそれすらあります。
正確な資料を基にすることで、適切な経営判断が可能になります。
三つ目は、「目標を定める」。
会社は、目標に向かって動くことで成長して行きます。
正しい目標を定めたうえで、そのための計画を作り、実行して行く必要があります。
四つ目は、「会社を持続的に成長できる基盤を整備する」。
中小企業の従業員はたいてい目の前の仕事に追われているので、会社の将来を冷静に見据えることは困難です。
そのため、会社の将来を考えられるのは経営者しかいないのです。